弁護士によるむち打ち110番
弁護士が答えるむち打ちQ&A~目次
むち打ち
- 交通事故でむち打ちになりました。いつごろ病院に行った方が良いのでしょうか?
- 交通事故によるむち打ち症とは、どのようなもののことですか?
- 保険会社が、交通事故によるむち打ちの通院は、3か月までしか認めないと言い切ってきました。これは本当でしょうか?
- 交通事故によりむち打ちになりました。この場合でも慰謝料は請求できますか?
- 交通事故によってむち打ち症になりました。入通院慰謝料の相場ってどのくらいなのでしょうか?
- 交通事故によるむち打ち症は、後遺障害として認定されますか?
- 交通事故によりむち打ち症となりました。後遺症慰謝料を請求できた場合、金額の相場はどのくらいでしょうか?
- 交通事故によるむち打ち症の等級認定は、どのようにされるのでしょうか?
- 交通事故により、むち打ち症になりました。また、交通事故後に、病院で検査したところ、椎間板ヘルニアを発症していることがわかりました。この場合、等級って、どうなりますか?
- 交通事故により、むち打ち症になりました。その後、バレリュー症候群を発症しました。バレリュー症候群とは、そもそもどんな症状なのでしょうか?
- 交通事故によりむち打ち症になりました。休業損害とはとのようなものなのでしょうか?
- 交通事故によって、むち打ち症になりました。弁護士に相談すべき最適なタイミングって、いつ頃でしょうか?
むち打ち
交通事故でむち打ちになりました。いつごろ病院に行った方が良いのでしょうか?
○ 事故後、すみやかに、通院すべきです。交通事故の後に、いままでにはなかった首や腰への痛み、しびれを感じたらなるべく早く病院に行きましょう。その理由として、交通事故に遭った日から時間が経過するほど、むち打ち症を、交通事故による後遺障害として説明することが難しくなってしまうからです。適切な後遺障害の等級認定を受けるためにも、交通事故に詳しい病院に通うと良いでしょう。
交通事故によるむち打ち症とは、どのようなもののことですか?
○ むち打ちとは、追突事故等によって、頭部が鞭のような動きで前後に過度に動いたことで、組織内に損傷が生じて起こる症状のことを言います。これにより頭痛やめまい、しびれ、吐き気、肩こり等の症状が現れます。正式な病名としては、頸椎捻挫と記載されることが多いです。
保険会社が、交通事故によるむち打ちの通院は、3か月までしか認めないと言い切ってきました。これは本当でしょうか?
○ いいえ。保険会社は、慰謝料額を抑えるために、3か月や6か月で打ち切りを宣告してくることが多々あります。しかし、裁判になれば保険会社が決めた期間以上に通院が認められるケースが多いです。保険会社が打ち切りを宣言したからと言って、必ずしも従う必要はありません。医師の診断に従い、適切に通院を続けましょう。
交通事故によりむち打ちになりました。この場合でも慰謝料は請求できますか?
交通事故によってむち打ち症になりました。入通院慰謝料の相場ってどのくらいなのでしょうか?
○ 入通院慰謝料は、自賠責基準か裁判基準によって金額の基準が大きく変わります。自賠責基準であれば、通院1日あたり4200円となります。この認識でいる方が多いのではないでしょうか。しかし、裁判基準の場合は、自賠責基準よりも2倍以上の金額となることがほとんどです。正確な金額に関しては、弁護士に確認しましょう。
交通事故によるむち打ち症は、後遺障害として認定されますか?
○ むち打ち症によって、後遺障害認定を受けることは難しいとされています。ただし、絶対に後遺障害認定がでないわけではありません。弁護士に依頼し、適切な書類を作成することで、後遺障害認定を、しっかり認定される可能性はあります。弁護士に依頼をするかしないかによって、慰謝料の総額が変わることが多いです。わからないことがありましたら、ウカイ&パートナーズ法律事務所は、弁護士による、電話無料相談を受け付けているので、気軽にご相談ください。
交通事故によりむち打ち症となりました。後遺症慰謝料を請求できた場合、金額の相場はどのくらいでしょうか?
○ 後遺症慰謝料は、認定された等級によって算出されるのが一般的です。むち打ち症の場合、認定される可能性がある等級は、12級か14級となります。これ以外にも、入通院慰謝料が支払われます。慰謝料の無料査定をご希望の方はお電話にてお問い合わせください。
交通事故によるむち打ち症の等級認定は、どのようにされるのでしょうか?
○ 主に2点あります。まずは、精密な検査による、診断が必要となります。医師によるCTやMRIの画像診断、神経検査等が必要となることが多いです。次に、交通事故が原因でむち打ち症になったという証拠が必要です。むち打ち症の原因は、交通事故だけとは限らないからです。そのため、保険会社は、交通事故とむち打ち症の因果関係を否定することがあります。事故にあった際には、必ず必要な検査を受け、診断書もとっておくべきでしょう。
交通事故により、むち打ち症になりました。また、交通事故後に、病院で検査したところ、椎間板ヘルニアを発症していることがわかりました。この場合、等級って、どうなりますか?
○ むち打ち症によって、椎間板ヘルニアが発症するということは考えられます。また、反対に、むち打ち症の原因が、椎間板ヘルニアによる神経の圧迫であるケースもあります。もし、交通事故との因果関係が証明できた場合は、12級の後遺障害に認定されるでしょう。
交通事故により、むち打ち症になりました。その後、バレリュー症候群を発症しました。バレリュー症候群とは、そもそもどんな症状なのでしょうか?<
○ バレリュー症候群とは、痛みやしびれ、めまい、耳鳴り、動悸などの自覚症状が出る神経症状のことを指します。これは、交通事故によって発症することが多く、後遺障害として、14級になることもあります。バレリュー症候群は、交通事故が原因である場合と、他の事由が原因である場合があり、保険会社から因果関係を争われる場合が多いです。 詳しくは、弁護士に相談しましょう。
交通事故によりむち打ち症になりました。休業損害とはとのようなものなのでしょうか?
○ 交通事故によりむち打ち症になった場合、しびれや痛みによって、仕事や業務に問題が起きることも考えられます。また、通院や治療によって仕事を休まざるを得ない日もあるでしょう。このように、休業や不十分な状態での仕事によって減収した場合には、入通院によって休んだり、早退した分の、給与相当額を、加害者に、請求できることになります。これを休業損害と言います。
交通事故によって、むち打ち症になりました。弁護士に相談すべき最適なタイミングって、いつ頃でしょうか?
○ 一般的には、治療終了後のタイミングが、もっとも相談に適したタイミングといえるでしょう。また、事故直後や、治療継続中のときも、弁護士に相談する良いタイミングと言えます。ただし、示談書締結後のタイミングだけは、避けるようにしましょう。示談書が締結したあとでは、示談書の効力を覆すことが難しいからです。
交通事故の被害に遭われた方の相談を初回に限り無料で承っております。また、全国対応の電話相談も予約制で受け付けます。さらに、重度の後遺障害や死亡事故の方には、弁護士によるご自宅訪問や地方出張も可能です。交通事故の被害に遭われた方は、是非、当法律事務所宛にご連絡下さい。
代表弁護士 鵜飼 大
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